【社会】二十四節気の「夏」について調べてみた
夏といえば8~9月のような気がしますが、暦の上で夏は、5月から7月の末頃までを指しますよ。
自主学習ノートの書き方(えんぴつで書いた例)
自主学習ノートの書き方(例)
二十四節気の「夏」の名称について
二十四節気とは、
1年間の太陽の位置を24等分して、それぞれくぎりとなる日に天候や自然の変化を表す名前をつけたものです。
【立夏】
暦の上では「夏」のはじまりになります。しかし、まだ5月ですので、暑い夏はまだ先です。
5月5日は「こどもの日」で、男の子の成長を祝う日です。もともとは 「端午の節句」と呼ばれる日でした。
こいのぼりを立てたり、兜などの武者人形をかざり、邪気をはらう風習があります。
【小満】
前年の秋に植えたムギが穂に実り、当分の食べものができたと、少し満足をした、ということから小満と名前が付けられたという説があります。
【芒種】
芒種とは、イネやムギなど穂の出る植物のタネをまくころ、
という意味です。穂先にある針のようなとげを「芒」といいます。
【夏至】
1年で一番昼が長く、夜が短い時期です。
天気は梅雨のシーズンで、雨の日が多く蒸し暑い日も多いです。
【小暑】
梅雨明けが近づき、夏のような暑さがはじまる時期です。 また、この時期は大雨が降ることも多いです。
【大暑】
一年の中で一番暑い時期です。
きびしい暑さが続き、まさに夏まっさかり。
夏に食べる、トウモロコシやトマト、ナス、
きゅうりなどの野菜が旬をむかえる時期でもあります。
(参考:清水卓智「二十四節気のえほん」,株式会社PHP研究所,2014年5月)