(小4,5,6年)自主学習や自主勉強のネタとノートの書き方|小学生まなび研究会

【理科】台風について調べました

松左衛門先生
松左衛門まつざえもん
先生

近年は、台風で大きな被害ひがいがでていますね。 毎年台風の力が強くなっているように感じます。

小学生のゆーちゃん
小学生の
ゆーちゃん

こわ~い。どんどん強くなるのかなあ。

自主学習ノートの書き方(えんぴつで書いたれい)

台風についての自主学習ノート

自主学習ノートの書き方(れい)

台風について

台風とは
沖縄よりも南の暑い地域にある熱帯ねったいの海上で発生する低気圧ていきあつを「熱帯低気圧ねったいていきあつ」と呼びます。 その熱帯低気圧が日本の南付近にあり、最大風速がおよそ17m/s以上(1秒間に17m進む風)のものを「台風」と呼びます
※低気圧とは周囲より空気の圧力が低い状態のことをいう。

台風のエネルギーのみなもと
台風はあたたかい海面から送られた水蒸気すいじょうきがエネルギーのみなもとになります。 そのため、台風が発生し、日本の陸地りくち上陸じょうりくすると、海からの水蒸気のエネルギーが送られなくなり、台風の力は弱まります 。

また、台風が北上した場合は海上の温度が下がるため、台風に送られるあたたかい水蒸気がり、この場合も台風の力は弱まります。



台風発生の仕組しく
台風は海水の温度が高い南の海で発生します。 海面の水温が高いと、海上では上昇じょうしょうする気流きりゅうが発生しやすくなります。また、同時に海上には湿しめった空気が多いため、雲ができます。この雲が、徐々じょじょに大きさをしていきます。

この水分を多く吸収した雲は、はげしい雨を降らせるようになり、これを熱帯低気圧ねったいていきあつといいます。この熱帯低気圧がさらに力を増し、巨大化きょだいかしたものが「台風」です。

風速

風速(メートル/秒) 状況じょうきょう
13.9~17.1 樹木じゅもく全体がゆれる。風に向かっては歩きにくい。
17.2~20.7 小枝こえだが折れる。風に向かっては歩けない。
20.8~24.4 人家にわずかの損害そんがいがおこる。
24.5~28.4 陸地りくちの内部ではめずらしい。樹木じゅもくこそぎになる。人家じんか大損害だいそんがいがおこる。
28.5~32.6 めったに起こらない広い範囲はんい破壊はかいともなう。
参考資料:気象庁のホームページより

台風による被害(ひがい)


台風の番号
台風は、台風〇号などと、番号を付けます。 日本では、気象庁が、毎年1月 1日以降、台風が発生した順に台風番号を付けていて、 最も早く発生した台風を第1号としています。