【理科】「はたらく臓器シリーズ:大腸」|小学3~6年生向け自主学習ノート
大腸について、小学生にも分かりやすくまとめています。自主学習や家庭学習で使える自学ノートの書き方例も紹介。通信教育やタブレット学習の補助教材としても活用できます。
先生
今日は大腸のしくみと、うんちができるまでについて学ぶぞ。
ゆーちゃん
私、おひめさまなので、うんちは出ません。
先生
ほんと?
自主学習ノートの書き方(例)
大腸(だいちょう)の働きについて
大腸は、小腸で消化された食べ物が送られてくる場所です。大腸では水分を吸収し、便をつくります。

便(うんち)ができるまで
食べ物を食べると、食道、胃、小腸、大腸、肛門の順に食べ物が通り、消化されていきます。 うんちとして出てくるまでには、約24~72時間(1~3日)かかります。

良いうんちと悪いうんちについて
理想的なうんちは水分が70~80%抜けた状態です。
大腸に留まる時間が長くなり、水分が60%以下になると固いうんちになり、便秘になりやすくなります。それに対し、水分が80%以上になると、やわらかいうんちになり、いわゆる下痢の状態になります。

腸の中に住んでいる細菌について
私たちの腸の中には、たくさんの細菌が生息しています。その数は、100兆個。種類は約1000種類といわれています。腸の中のこれらの細菌を顕微鏡で見ると、まるでお花畑のように種類ごとにきれいに並んでいるところから、「腸内フローラ」と呼ばれています。※フローラは「お花畑」の意味
この細菌は三種類に分けることができます。1つ目は、体に良い働きをする「善玉菌」。2つ目は、体に悪い働きをする「悪玉菌」、3つ目は、どちらにも属さない「日和見菌」です。悪玉菌が増えると、体のバランスがくずれ、おなかの調子が悪くなったり、アレルギーなどの症状がでます。そのため、日ごろからバランスのよい食事をとることが大切です。

