(小4,5,6年)自主学習や自主勉強のネタとノートの書き方|小学生まなび研究会

【理科】はたらく臓器シリーズ「はい」について調べる

松左衛門先生
松左衛門まつざえもん
先生

今日は、はいについて勉強をするぞ!

小学生のゆーちゃん
小学生の
ゆーちゃん

はいはい。

松左衛門先生
松左衛門まつざえもん
先生

ダジャレですか?

ノートの書き方(例)

自主勉強:「肺(はい)」について調べる

肺(はい)の働きについて

肺は、呼吸こきゅうにより空気中の酸素さんそを体に取り入れ、不要になった二酸化炭素にさんかたんそを体外に出す働きをしています。


肺の動き方

肺のそのものには、空気をんだり、き出す力はありません。肺は肺自身の周囲にある筋肉きんにくと、肺の下部かぶにある横隔膜おうかくまくの動作によりふくらんだり、しぼんだりして空気を出し入れします。

空気を吸い込むときは、筋肉きんにくで肺の周囲の体積たいせきを広げ、同時に横隔膜おうかくまくが下がります。これにより、肺がふくらんで空気を取り入れます。

息をきだすときは、逆に肺の周囲の体積を小さくし、同時に横隔膜を上げます。これにより、肺はしぼみ空気を吐き出すことができます。

肺から空気を取り入れる方法

鼻や口から取り入れた空気は、肺に送られます。肺は左右に2つあり、空気は気管きかんを通って左右2つに分かれた気管支きかんしでどちらかの肺に送られます。

気管支はさらに細かく枝分えだわかれし、その先には肺胞はいほうという空気を取り入れる小さなふくろがついています。また、この肺胞の周りには細い血管(毛細血管もうさいけっかん)が通っています。肺胞はいほうでは空気の中から酸素さんそを取り入れて血管内に送り、また、血管からは不要になった二酸化炭素にさんかたんそを受け取り、いきとしてき出しています。

咳(せき)がでるしくみ

風邪かぜを引いてのどいたいとき、病原菌びょうげんきんがさらに体のおくの肺に入り炎症えんしょうを起こしてしまう状態じょうたい肺炎はいえんといいます。この肺炎は細菌さいきんやウイルスなどが原因で発生し、主に肺胞はいほう炎症えんしょうを引き起こします。 このような状態になると、せきがでたり、発熱はつねつなどの症状しょうじょうが発生します。

咳は風邪かぜのウイルスなどの異物いぶつを体内から排出はいしゅつしようとする体の防衛反応ぼうえいはんのうです。のうが体内に異物いぶつが入ってきたことを感じ取ると、呼吸こきゅうを行う筋肉きんにく指令しれいを送り、咳を発生させます。