【理科】はたらく臓器シリーズ「肺」について調べる
今日は、肺について勉強をするぞ!
はいはい。
ダジャレですか?
ノートの書き方(例)
肺(はい)の働きについて
肺は、呼吸により空気中の酸素を体に取り入れ、不要になった二酸化炭素を体外に出す働きをしています。
肺の動き方
肺のそのものには、空気を吸い込んだり、吐き出す力はありません。肺は肺自身の周囲にある筋肉と、肺の下部にある横隔膜の動作によりふくらんだり、しぼんだりして空気を出し入れします。
空気を吸い込むときは、筋肉で肺の周囲の体積を広げ、同時に横隔膜が下がります。これにより、肺がふくらんで空気を取り入れます。
息を吐きだすときは、逆に肺の周囲の体積を小さくし、同時に横隔膜を上げます。これにより、肺はしぼみ空気を吐き出すことができます。
肺から空気を取り入れる方法
鼻や口から取り入れた空気は、肺に送られます。肺は左右に2つあり、空気は気管を通って左右2つに分かれた気管支でどちらかの肺に送られます。
気管支はさらに細かく枝分かれし、その先には肺胞という空気を取り入れる小さな袋がついています。また、この肺胞の周りには細い血管(毛細血管)が通っています。肺胞では空気の中から酸素を取り入れて血管内に送り、また、血管からは不要になった二酸化炭素を受け取り、息として吐き出しています。
咳(せき)がでるしくみ
風邪を引いて喉が痛いとき、病原菌がさらに体のおくの肺に入り炎症を起こしてしまう状態を肺炎といいます。この肺炎は細菌やウイルスなどが原因で発生し、主に肺胞の炎症を引き起こします。
このような状態になると、咳がでたり、発熱などの症状が発生します。
咳は風邪のウイルスなどの異物を体内から排出しようとする体の防衛反応です。脳が体内に異物が入ってきたことを感じ取ると、呼吸を行う筋肉に指令を送り、咳を発生させます。