【理科】はたらく臓器シリーズ「心臓」について調べる
心臓がドクンドクンと動いています。誰かに恋してるのかな。
いいえ。心臓が正常に働いているだけです。
女の子の気持ちがわからないんだから。先生は・・・。
ノートの書き方(例)
心臓(しんぞう)の働きについて
心臓は、じゃんけんでグーを出したときの握りこぶしくらい大きさで、体の中の血液を循環させるポンプの働きをします。人が生まれてから死ぬときまで休むことなく動き続けます。
心臓の動き
心臓は筋肉でできており、ドクンドクンとポンプのように血液を体全体に送ります。
1回の動作で、約70mlの血液を送ります。また、心臓は、1分間に約70回動き、その間に約5ℓの血液を押し出す能力をもっています。
血液の流れ
人の体の血管には動脈と静脈があります。
動脈は、心臓から送り出された新鮮な酸素や栄養を含む血液を体のすみずみまで送り届けます。静脈は、血液に不要になった炭酸ガスや老廃物を含ませて心臓に戻す働きがあります。
人の血液の量
心臓が循環させている全身の血液の量は、体重の約8%になります。
たとえば、
体重50kgの人で計算すると、50×0.08=4ℓとなります。
体重が30㎏の人で計算すると、30×0.08=2.4ℓとなります。