【理科】方位磁石のしくみについて調べる
私も登って見たいです!
それでは、山登りに持っていくと便利なコンパスのしくみを勉強しましょう!
自主学習ノートの書き方(えんぴつで書いた例)
自主学習ノートの書き方(例)
地球は大きな磁石
方位磁石が地球上のどこでも北と南の方角を示すのは、地球そのものが大きな磁石になっているからです。
地球自身が北はS極、南はN極の磁石なのです。
そのため、方位磁石は北がN極、南がS極を指します。
なぜ地球は大きな磁石になるのか
方位磁石が北と南を指すのは、地球上には磁場(磁界)という目には見えない力が存在するからです。しかし、
この磁場が生まれるしくみは、まだはっきりとわかっていません。
現在考えられているのは、地球の内部には核といわれる部分があります。この核はとても温度が高く、鉄などの金属がドロドロ溶けた状態になっています。この溶けた金属と地球が回転する自転が影響していると考えられています。
方位磁石の活用方法
方位磁石がN極が北、S極は南を指すのを発見したのは今から約2000年前の中国の人と言われています。
現在では、携帯電話などを使うと自分の位置が簡単にわかりますが、便利な機械がなかった時代には、山登りや航海などでは絶対に必要な物でした。
山に登るときは、方位磁石と地図を持ちましょう。方位磁石だけだと、北や南の方向はわかりますが、地図があるとさらに自分の位置や進むべき方向の見当がつきます。また、船で海に出た場合も同じです。陸から遠く離れた海の上では地図と方位磁石をたよりに進むべき方向を考えて航路を決定します。