(小4,5,6年)自主学習や自主勉強のネタとノートの書き方|小学生まなび研究会

【理科】物のとけ方について

小学生のゆーちゃん
小学生の
ゆーちゃん

先生!コーヒーをんだよ。にがいから砂糖さとうをいっぱい入れたの。 ドンドン入れたら、砂糖がとけないで下にたまったよ。どうして?

松左衛門先生
松左衛門まつざえもん
先生
どれくらい砂糖さとう入れたの?とける量には限界げんかいがあるんだよ。 体にもわるいし・・・。

小学生のゆーちゃん
小学生の
ゆーちゃん

へ~。たくさんとけたら、あま~いコーヒーができると思ったのに・・・。

自主学習ノートの書き方(えんぴつで書いたれい)

物のとけ方についての自主学習ノート

自主学習ノートの書き方(れい)

【理科:3年】物のとけ方について

物のとける量について

私たちは普段ふだんの生活で液体えきたいに物をとかすことがあります。 たとえば、コーヒーに砂糖さとうをとかしたり、料理ではお湯に味噌みそをとかしたり、塩をとかしたりします。

しかし、とかす量をふやしていくと、あるところから水にとけない状態じょうたいになります。
つまり、物が水にとける量には限界げんかいがあるということです。 ちなみに、水にとける限界の状態じょうたいを「飽和ほうわ」といい、この言葉は中学生で習います。

また、水にとかす物によってとける量が変わります。食塩、ホウさん、ミョウバンなどを水にとかす実験じっけんをすると、同じ水の量でもそれぞれをとける量がちがいます。


水にとけない物をとかすには

ホウ酸を水にとけない量までとかすと、とけずに水の中に残ります。 これをとかすにはどうすればいいのでしょうか?

答えは2つあります。
①水の量をふやすこと
②水よう液の温度を上げること


きほんてきに、多くの物は温度を上げるととける量がふえます。しかし、とける量は物によってちがうことも覚えておく必要があります。 ミョウバンやホウ酸は、温度を上げるととける量がふえます。 しかし、食塩は温度を上げてもとける量はあまりふえません。

物によってとける量がちがうのは不思議ふしぎですね。このことは、もう少し大きくなったら勉強をしてみてください。