【理科】物のとけ方について
先生!コーヒーを飲んだよ。苦いから砂糖をいっぱい入れたの。 ドンドン入れたら、砂糖がとけないで下にたまったよ。どうして?
へ~。たくさんとけたら、あま~いコーヒーができると思ったのに・・・。
自主学習ノートの書き方(えんぴつで書いた例)
自主学習ノートの書き方(例)
物のとける量について
私たちは普段の生活で液体に物をとかすことがあります。
たとえば、コーヒーに砂糖をとかしたり、料理ではお湯に味噌をとかしたり、塩をとかしたりします。
しかし、とかす量をふやしていくと、あるところから水にとけない状態になります。
つまり、物が水にとける量には限界があるということです。
ちなみに、水にとける限界の状態を「飽和」といい、この言葉は中学生で習います。
また、水にとかす物によってとける量が変わります。食塩、ホウ酸、ミョウバンなどを水にとかす実験をすると、同じ水の量でもそれぞれをとける量がちがいます。
水にとけない物をとかすには
ホウ酸を水にとけない量までとかすと、とけずに水の中に残ります。
これをとかすにはどうすればいいのでしょうか?
答えは2つあります。
①水の量をふやすこと
②水よう液の温度を上げること
きほんてきに、多くの物は温度を上げるととける量がふえます。しかし、とける量は物によってちがうことも覚えておく必要があります。
ミョウバンやホウ酸は、温度を上げるととける量がふえます。
しかし、食塩は温度を上げてもとける量はあまりふえません。
物によってとける量がちがうのは不思議ですね。このことは、もう少し大きくなったら勉強をしてみてください。