【ちょっとこわい,やばいネタ】外来種「ヒアリ」について
先生、「ヒアリ」という危険なアリについてテレビのニュースでやってたよ。
ああ、外来種だね。最近は多いよね。
外来種?なにそれ?
外国から日本にやってきた生き物だよ。なかには危険な生き物などもいるので、知っておくといいね。
ノートの書き方(例)
外来種とは
外来種とは、元々生活していた場所ではなく、どこか別の場所から来た生き物のことを言います。たとえば、他の国から来た植物や動物のことです。
外来種が新しい場所に来た場合、大きな問題を引き起こすことがあります。新しい場所で他の植物や動物たちと争ったり、その場所の生態系を乱したりします。このことは元々そこで生きてきた生き物たちにとっては大きな問題であり、最悪の場合は外来種によって元々生きていた生き物たちが絶滅することもあります。
ヒアリの危険性
ヒアリは、毒針を持っているアリです。刺されるとやけどをしたような激しい痛みを生じます。そのため、火のアリ「火蟻」と書きます。
最悪の場合は、刺されて20~30分で息苦しさや、めまいが起こり意識を失う場合があります。そのときは、少しでもはやく救急車を呼ぶ必要があります。
ヒアリの特ちょう
初めて日本国内で見つかった日と場所
平成29年5月に兵庫県尼崎市の海に面した地域
これまでヒアリが確認された場所
愛知県、三重県、兵庫県、大阪府、東京都、神奈川県、福岡県、大分県、岡山県、埼玉県、広島県、静岡県、京都府、千葉県、茨城県、北海道、佐賀県及び栃木県の18の都道府県
どのようにして日本に来たのか
ヒアリはもともと南米中部に生息しているアリです。しかし、船や飛行機に積まれたコンテナ(荷物)にまぎれ込んで世界各地に広まったと考えられています。
ヒアリを見つけたら
攻撃をしてくる可能性があるので、刺激をせず、近くの市区町村の役場に連絡をしましょう。
【参考出典:環境省「ストップ・ザ・ヒアリ」より 】