【ちょっとこわい,やばいネタ】外来種「セアカゴケグモ」について
先生、背中に赤い点があるクモがいたよ。
触ってはいけないよ。セアカゴケグモの可能性があるね。
なにそれ?新種のクモ?
毒をもっているクモだよ。触って咬まれたら大変だよ。
危なかった~。先生はやく言ってよ~。
ノートの書き方(例)
外来種とは
外来種とは、元々生活していた場所ではなく、どこか別の場所から来た生き物のことを言います。たとえば、他の国から来た植物や動物のことです。
外来種が新しい場所に来た場合、大きな問題を引き起こすことがあります。新しい場所で他の植物や動物たちと争ったり、その場所の生態系を乱したりします。このことは元々そこで生きてきた生き物たちにとっては大きな問題であり、最悪の場合は外来種によって元々生きていた生き物たちが絶滅することもあります。
セアカゴケグモの危険性
セアカゴケグモに咬まれると針で刺されたような激しい痛みが生じます。
咬まれた場所は腫れ、嘔吐、めまいなどの症状があらわれることがあります。 オーストラリアでは死亡した人もいます(日本で死亡した人はいません)
セアカゴケグモの特ちょう
初めて日本国内で見つかった日と場所
1995年(平成7年) 11月に大阪府高石市で発見されました。
これまでセアカゴケグモが確認された場所
北海道
本州(29都府県:宮城県、岩手県、福島県、群馬県、茨城県、栃木県、埼玉県、東京都、神奈川県、千葉県、愛知県、静岡県、山梨県、岐阜県、三重県、京都府、大阪府、滋賀県、石川県、福井県、新潟県、奈良県、和歌山県、兵庫県、広島県、島根県、岡山県、鳥取県、山口県)
四国(4県:香川県、徳島県、高知県、愛媛県)
九州(7県:福岡県、長崎県、佐賀県、大分県、宮崎県、熊本県、鹿児島県)
沖縄(沖縄県)
北海道から沖縄まで、どこでも生息している可能性があります。
どのようにして日本に来たのか
セアカゴケグモは、もともとオーストラリアに生息していました。
その後、ニュージーランド、ヨーロッパ、東南アジアなどでも確認されています。
船や飛行機に積まれたコンテナ(荷物)にまぎれ込んで日本にやってきたと考えられます。
セアカゴケグモを見つけたら
セアカゴケグモは、おとなしいクモです。そのため、自分から攻撃をしてくることはほぼありません。しかし、毒をもっているため、素手で触ったり、捕まえたりすることはやめましょう。
クモはお店で売っている殺虫剤で駆除できます。近くの大人に声をかけて駆除をしてもらいましょう。
【参考出典:大阪市ホームページ「セアカゴケグモに注意しましょう!」より 】