【ちょっとこわい,やばいネタ】危険な感染症「狂犬病」について
今日は、「狂犬病」について勉強するぞ。
狂犬病?聞いたことない病気です。
今の日本では感染する人がいないからね。江戸時代には流行したようですよ。
へ~そうなんだ。ワンワン!!
世界ではまだ感染する人がいる病気だから勉強しようね。ワンワン。
ノートの書き方(例)
狂犬病とは
狂犬病とは、狂犬病ウイルスに感染した犬などの動物に人がかまれることによって発生する病気です。感染してしまうとほとんどの人が死亡してしまうとても怖い病気です。
現在日本では、この病気を予防するために犬に予防の注射をすることになっています。そのため、国内で狂犬病にかかる人はいません。
どのように感染するか?
狂犬病は狂犬病に感染した犬などの動物にかまれたり、引っかかれることによって感染します。人から人への感染はありません。
また、犬だけではなく、ネコやコウモリなどもこの病気を持っていることがあります。
日本でこの病気になる人はいませんが、インドや中国、フィリピンなどでは感染者が多いようです。
どんな症状が出るの?
症状は、数週間から数か月で現れます。初めは発熱、頭痛などの症状が出ます。症状が進むと、興奮状態になったり、攻撃的になったり、幻覚症状が現れたりします。そして、最終的には体が動かない昏睡状態になり死亡します。
どんな治療と予防方法があるか?
狂犬病にはこれといった治療法はありません。一度症状が現れると治療はとても難しいです。
ただし予防する方法はあります。狂犬病が多く発生している国に行くときは、専用のワクチンを接種することが大切です。
日本で発生した狂犬病
狂犬病は江戸時代以降、何度か流行したという記録が残っています。しかしその後、1950年に狂犬病予防法という法律がつくられ、飼い犬の登録、狂犬病予防注射、野犬の管理がしっかりされるようになり、狂犬病は無くなって行きました。