(小4,5,6年)自主学習や自主勉強のネタとノートの書き方|小学生まなび研究会

覚えておきたい人物「パブロ・ピカソ」について

松左衛門先生
松左衛門まつざえもん
先生

ゆーちゃん、ピカソという画家がかを知ってるかい?

小学生のゆーちゃん
小学生の
ゆーちゃん

知ってるよ。わった絵をえがく人でしょ

松左衛門先生
松左衛門まつざえもん
先生

ズコ!ゆーちゃんはまだまだだな。ちゃんとピカソの芸術げいじゅつ理解りかいしてもらいたいよ。 ピカソは20世紀せいきを代表するスペインの画家がかであり、彫刻家ちょうこくか陶芸家とうげいかでもあるんだよ。

ノートの書き方(例)

覚えておきたい人物「パブロ・ピカソ」

生い立ち

パブロ・ピカソは1881年にスペインの南部にあるマラガで生まれました。

子どもの頃から絵をえがくのが好きで、美術びじゅつ教師きょうしであった父から絵の指導しどうを受けました。そして、13さいになるとバルセロナの美術びじゅつ学校に入学し、才能さいのう開花かいかさせていきます。

パブロ・ピカソ

絵のスタイル

ピカソの絵は、青やピンクなどの色をたくさん使って、人や物を不思議ふしぎな形でえがいています。独特どくとくで、時にはびっくりするような形をしています。

このえがき方をキュビスムといいます。キュビスムとは、絵の中の人や物をいくつかの形に分けてえがくスタイルです。ピカソは、キュビスムを使って、絵の中のものを新しい角度かくどから見せました。

キュビスム

有名な絵

有名な作品は、「ゲルニカ」という絵です。

これは戦争によってスペインの町「ゲルニカ」が無差別むさべつ攻撃こうげきを受けたことをえがいた絵です。

ピカソはこの絵で、戦争のひさんさやおろかさ、かなしみを描きました。戦争はいけないものだという、とても強いメッセージが込められています。現在はスペインのマドリードにある美術館びじゅつかん保管ほかんされています。

ピカソのフルネーム

ピカソの本名は「パブロ ディエーゴ ホセー フランシスコ・デ・パウラ ホワン・ネポムセーノ マリーア・デ・ロス・レメディオス クリスピアーノ デ・ラ・サンティシマ・トリニダード ルイス・ピカソ」

ピカソの名前には、「自分自身の名前・父方ちちかた祖父そふの名前・父の名前・母方ははかた祖父そふの名前・代父だいふの名前」が入っているためこんなに長くなりました。

最後に

ピカソはたくさんの作品を残しました。彼の絵や彫刻ちょうこくは今でも世界中で人々に愛されています。


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