覚えておきたい人物「坂本龍馬」について
先生!今日は坂本龍馬について勉強するんでしょ!
そうそう。坂本龍馬は幕末に活躍した武士で、日本の近代化に大きく貢献した人だよ。
へー。しっかり勉強せねばならぬな。
そうだよ。
ノートの書き方(例)
生い立ち
1835年、土佐藩(現在の高知県)で生まれます。子供の頃は泣き虫で、いじめられがちな少年でした。
10歳のときに母親が病気で亡くなり、姉が母親の代わりとして龍馬を育てました。
坂本龍馬の像
江戸に出る
1853年、龍馬は剣術の修行のため江戸に出ます。
その修行中にペリー率いるアメリカの黒船が浦賀(神奈川県横須賀)に来航します。国を守るため龍馬も警備に当たりますが、外国船の大きさを目の当たりにして衝撃を受けます
黒船とペリー
勝海舟と出会う
江戸に移り住んだ龍馬は、勝海舟と出会います。そこで勝海舟から海外の状況や国を守るためには海軍の力が必要であることを学び、勝海舟の弟子となることを決めます。
その後、海軍を教育する場所である海軍操練所の設立のため一生懸命に働きました。
亀山社中と薩長同盟
龍馬は亀山社中を設立します。亀山社中とは、海外からものを買い、国内でそれを売ってお金を儲けるしくみの組織で、物を売り買いして利益をだす日本初の会社でした。
その後、国を変えるために、幕府を倒す必要性を感じ、敵同士であった薩摩藩と長州藩を結びつける薩長同盟を成立させました。
薩長同盟
大政奉還
1867年、龍馬は当時将軍であった徳川慶喜に政権を朝廷に返すように進めます。そして、朝廷を中心とした新しい政治の仕組みを作りました。これが大政奉還です。
このことにより、日本は近代化へ向けて大きく一歩前進することになります。
暗殺
大政奉還の実現後、1867年12月龍馬は京都にて、幕府による武士たちに襲われて殺されてしまいます。 33歳でした。
日本の将来を考え、歴史に大きな影響を与えた坂本龍馬の考えや行動は今日でも多くの人々に称賛されています。