【おぼえておきたい人物】「手塚治虫てづかおさむ」について

ゆーちゃん。今日は有名な漫画家まんがかについて勉強するよ。

いいね！漫画を描くのは私も得意とくいです。

いやいやいやいや。今日勉強する人は、「漫画の神様」と呼ばれている人ですから。

神様！？神様には勝てません・・・。

ノートの書き方（例）

どんな人物であったか

①鉄腕てつわんアトム、ブラックジャック、ブッダなどの漫画まんがを描かいた「漫画の神様」と呼ばれている人。
②漫画家まんがかでありながら医師免許いしめんきょを持っていた。
③手塚のペンネーム「手塚治虫」の治虫おさむは甲虫こうちゅうのオサムシが由来ゆらいである。

甲虫こうちゅう（おさむし）

最初の漫画

手塚治虫が最初に描かいた漫画まんがは、小学生の時で「ピンピン生チャン」という子どもたちの日常を描いた漫画でした。

日本が戦争中だったこともあり、漫画を描くのが難むずしい時代でした。それでもはじめて描いた長編ちょうへんの漫画「支那しなの夜」は、学校内で話題わだいになるほどでした。

漫画家デビュー

大阪大学附属医学専門部おおさかだいがくふぞくいがくせんもんぶに入学し、在学中ざいがくちゅうに「マアチャンの日記帳にっきちょう」で漫画家デビューします。その後はジャングル大帝たいていなどの連載れんさいを続けながら医師いしの国家試験こっかしけんに合格ごうかくします。

漫画まんがの仕事しごとが忙いそがしくなると、大学だいがくの勉強べんきょうとの両立りょうりつが難むずかしくなります。 そして、漫画家まんがかになるか医者いしゃになるか悩なやんでいた時ときに母ははの応援おうえんもあり、漫画家まんがかになることを決きめます。

手塚治虫が漫画を描いたトキワ荘そう

漫画家として

1950年に「ジャングル大帝」、1952年に「鉄腕アトム」、1953年に「リボンの騎士きし」、1954年に「火の鳥」を連載れんさいします。また、1973年には、医学いがくの知識ちしきを生いかした大作たいさく「ブラックジャック」の連載れんさいを始はじめます。

🌠ジャングル大帝たいてい:アフリカのジャングルを舞台ぶたいに、白いライオンの「レオ」を主人公しゅじんこうとした物語ものがたりです。レオがジャングルの王おうとして成長せいちょうしていく姿すがたと、自然しぜんと人間にんげんとの関係かんけいを描えがいています。

🌠鉄腕てつわんアトム: 人間にんげんとロボットが共存きょうそんしている未来みらいの社会しゃかいで心優しいロボット「アトム」が活躍かつやくする物語ものがたりです。アトムは悪あくと戦たたかい、人間にんげんやロボットの平和へいわを守まもるために数々の冒険ぼうけんに挑いどむことになります。

🌠リボンの騎士きし:王子おうじとして育そだてられている女おんなの子「サファイア」の物語ものがたりです。冒険ぼうけんやロマンス、ファンタジー要素ようそを交まじえた作品さくひんであり、多くの読者どくしゃに愛あいされ続つづけています。

🌠ブラックジャック:無免許めんきょの天才外科医げかい「ブラックジャック」が次々と難むずかしい手術しゅじゅつを成功せいこうさせていく物語ものがたりです。医療いりょうをテーマにしながらも、手塚てづか治虫おさむの幅広はばひろいテーマへの関心かんしんやメッセージが盛もり込こまれた作品さくひんです。

兵庫県にある手塚治虫記念館