【社会】「日本が輸入している燃料や原料」|小学3~6年生向け自主学習ノート
「日本が輸入している燃料や原料」について、小学生にも分かりやすくまとめています。自主学習や家庭学習で使える自学ノートの書き方例も紹介。通信教育やタブレット学習の補助教材としても活用できます。
ゆーちゃん
先生!!鉄棒の鉄ってどうやって作っているの?
先生
日本には、ほとんど資源がないから外国から輸入した材料を加工して作っているんだよ。
ゆーちゃん
へぇ~。資源がないのは大変だね。
先生
そうなんだよ。石油も石炭も天然ガスもほとんどないんだ。だから、日本は材料を外国から輸入して、良い製品を作って海外に売ってるんだよ。
自主学習ノートの書き方(例)
日本が輸入している燃料や原料について
日本には、エネルギー資源とされる燃料や原材料がほとんどありません。
そのため、石油、天然ガス、石炭といったエネルギー資源は、ほぼすべてを外国から輸入しています。また、鉄鉱石や銅などの重要な原材料も国外からの輸入に依存しています。

石油(原油)
石油は、自動車を動かしたり、発電所で電気を作るために使われる資源です。また、プラスチックや化学製品の原料としても非常に重要です。
日本は石油のほぼ100%を外国からの輸入に頼っています。主にサウジアラビアやアラブ首長国連邦から輸入しています。

石炭
石炭は、主に火力発電や鉄鋼製品を作るのに使われる重要なエネルギー源です。
日本国内ではほとんど採掘されていないため、主にオーストラリアやインドネシアから大量に輸入しています。

石炭
液化天然ガス(LNG)
液化天然ガス(LNG)は、発電所で電気を作ったり、家庭用の都市ガスとして使用されます。
日本は世界で最もLNGを多く輸入している国で、オーストラリアやカタールからの輸入が多いです。

天然ガスを運ぶタンカー

トルクメニスタンにある天然ガス田(地下から出るガスで燃焼している)
鉄鉱石
鉄鉱石は、鉄を作るために必要な原料です。
日本は主にオーストラリアやブラジルから鉄鉱石を輸入しており、これをもとに製鉄業の会社は鉄や鋼の製品を作ります。これらの鉄鋼製品は、自動車やビル、船などの製造に利用されています。

赤鉄鉱
