【社会】「松本城(国宝)」について

先生
今日は戦国時代にできた外壁が黒く、どっしりと重みがある松本城について勉強するよ。

ゆーちゃん
黒い城?何でできてるの?まさか泥?

先生
ズコ!戦国時代ですよ。泥でできていたら、弱いでしょ!
ノートの書き方(例)
松本城とは
松本城は黒い外壁が特徴の重厚感があるお城です。 戦国時代に建てられたもので、戦いのための工夫がたくさん詰まっています。
松本城
場所と歴史
場所
松本城は、長野県松本市にあります。
松本市は、中央アルプスと北アルプスの間に位置し、長野県の中でも観光地として知られています。
歴史
松本城は、1500年代前半に小笠原氏が建てた「深志城」が始まりといわれています。
その後、1590年ごろ、豊臣秀吉の家臣だった石川数正とその息子・康長が、天守などの大きな改修を行い、今のような姿になりました。
明治時代には取りこわされそうになりましたが、地元の人たちの強い保存運動のおかげで守られ、今も大切に残されています。
黒い外観
松本城は、黒く塗られた外壁がとても印象的なお城です。
この黒さは、外壁の板に塗られた黒漆の色によるもので、遠くから見てもとても目を引きます。
お城全体が黒く、力強さと落ち着いた雰囲気を持っているため、他のお城とはちがう、厳かな印象を与えます。
黒い漆で塗られた重箱
おもな構造
松本城は、五重六階の大天守を中心に、乾小天守・辰巳附櫓・月見櫓・渡櫓が通路のようにつながった構造になっています。
中でも「月見櫓」は、その名のとおり、お月見を楽しむための部屋として作られました。
松本城の月見櫓
国宝
松本城は、昭和11年に国宝に指定されました。
長い歴史と美しい姿、そして当時のままの貴重な建物が残されていることが評価されました。
今では、日本を代表するお城のひとつとして、国内外から多くの人が訪れています。
