(小4,5,6年)自主学習や自主勉強のネタとノートの書き方|小学生まなび研究会

【理科】「節水せっすい」|小学3~6年生向け自主学習ノート

「節水」について、小学生にも分かりやすくまとめています。自主学習や家庭学習で使える自学ノートの書き方例も紹介。通信教育やタブレット学習の補助教材としても活用できます。


 
  松左衛門先生
松左衛門まつざえもん
先生

ゆーちゃん、今日は「節水せっすい」について勉強するぞ。

 
 
  小学生のゆーちゃん
小学生の
ゆーちゃん

節水せっすい?水を大切にすること?そんなの必要あるの?海に行けば大量の水がありますよ!

 
 
  松左衛門先生
松左衛門まつざえもん
先生

たしかに大量の水があるね。でも海の水は塩分えんぶんふくまれていて、そこから私たちが毎日使う大量の水を作ることはできないんだ。

 
 
  小学生のゆーちゃん
小学生の
ゆーちゃん

えっ!そうなの!?知らなかった。テレビで海水かいすい蒸発じょうはつさせて飲み水を作っているのを見たことあるけど。

 
 
  松左衛門先生
松左衛門まつざえもん
先生

少量しょうりょうの水なら可能かもね。でも、私たちが毎日使う大量たいりょうの水はむずかしいよね。

 
 
  小学生のゆーちゃん
小学生の
ゆーちゃん

へ〜そうなんだ。知らなかった。

 

自主学習ノートの書き方(例)

【理科】節水について|自主学習とノート例

節水とは

節水せっすいとは「水をむだにしないように、使う量をへらすこと」です。水は水道からいつでも出るように思えますが、実はかぎりある大切な資源しげんです。地球上の水は無限むげんにあるわけではありません。

【理科】節水について|自主学習とノート例

地球にはどれくらい水があるか

地球の表面ひょうめんの約70パーセントは水でおおわれています。しかし、そのほとんどは海の水(塩水しおみず)で、私たちがめる水(淡水たんすい)はたった約3パーセントしかありません。そのうち、人が使える水はさらにわずかです。この少ない水で、私たちの生活せいかつが支えられています。

【理科】節水について|自主学習とノート例

世界的に水の使用量しようりょうは増えている

世界の人口じんこうが増えており、み水や生活に使う水の量も増えています。また、農業のうぎょう工業こうぎょうでもたくさんの水が使われています。

ですが、使える水の量にはかぎりがあり、使いすぎると川や地下水ちかすいが減り、環境かんきょうにも悪い影響が出ます。このままでは、将来、水不足で苦しむ人が増えるおそれがあります。

水を使うこともエネルギーを使う

水を使うときも、たくさんの電気でんき(エネルギー)を使っています。 水道水は「浄水場じょうすいじょう」できれいにされ、下水は「下水処理場げすいしょりじょう」で処理されます。どちらも多くの電気を使うため、水をむだに使うと二酸化炭素にさんかたんそ(CO₂)の排出はいしゅつも増えてしまいます。

つまり、「水を大切に使うこと」は「エネルギーを大切に使うこと」でもあります。

【理科】節水について|自主学習とノート例

浄水場

家でできる節水せっすい工夫くふう

洗顔せんがんや手洗いのとき、水を出しっぱなしにしない
• 食器を洗うとき、水を流しっぱなしにしない
• シャワーを出しっぱなしにしない
• お風呂ののこり湯を洗濯せんたく掃除そうじに使う
節水型せっすいがたトイレを使う
• トイレの「大」と「小」を使い分ける

節水をするとどうなるの?

• 川や地下水ちかすいなどの自然を守ることができる
• 水を作るための電気でんきを減らせる
• 未来の人たちが安心して水を使える
災害さいがいのときにも水を大切に使う意識が身につく


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