【理科】「ごみを減らすこと」|小学3~6年生向け自主学習ノート
「ごみを減らすこと」について、小学生にも分かりやすくまとめています。自主学習や家庭学習で使える自学ノートの書き方例も紹介。通信教育やタブレット学習の補助教材としても活用できます。
小学生の
ゆーちゃん
先生!買い物に行く時、マイバックって持って行きますか?
松左衛門
先生
もちろん持っていくよ。先生はマイボトルもマイ箸も使ってるよ。
小学生の
ゆーちゃん
すご!私もマイ携帯、マイイヤホンとか持ち歩いてるよ!
松左衛門
先生
ズコ!違うんだよ、ゆーちゃん。これらはエコなものなんだ。今日勉強すれば違いがわかるさ!
自主学習ノートの書き方(例)
ごみを減らすこととは
「ごみを減らす」とは、まだ使えるものを捨てずに長く使うことや、そもそもごみを出さないように工夫することです。たとえば、ペットボトルを買う回数を減らしたり、いらない物をリサイクルに出したりすることも「ごみを減らす」行動です。

なぜごみを減らすことが大切なの?
ごみを処理すると二酸化炭素が出る
ごみは「焼却場」で燃やしたり、「最終処分場」に埋めたりして処理されます。燃やすと二酸化炭素(CO₂)が発生し、地球温暖化の原因になります。また、燃やした後に出る灰は一部再利用されますが、ほとんどは埋め立てられます。埋め立てには土地が必要で、自然が失われることにもつながります。
ごみの量が増えると資源がなくなる
紙・金属・プラスチックなど、私たちが使う多くのものは自然の資源から作られています。ごみが増えるということは、資源をどんどん使っているということです。このままでは、将来、資源が足りなくなるおそれがあります。

家でできる「ごみを減らす」工夫
1. リデュース(Reduce)=ごみを出さない
・詰め替えられるものを選ぶ
・必要なものだけを買う
・マイバッグ・マイボトル・マイ箸を使う
2. リユース(Reuse)=くり返し使う
・使い終わったビンや箱を再利用する
・いらない物をすぐに捨てず、フリーマーケットやリサイクルショップへ
・古着を掃除用の布にして使う
3. リサイクル(Recycle)=再び資源にする
・ペットボトル・缶・紙などを分別して出す
・ごみの分別ルールを守る
・再生紙やリサイクル素材の商品を選ぶ

ごみを減らすとどうなるのか
●ごみ処理のための電気や燃料の使用を減らせる
●二酸化炭素の排出を減らし、地球温暖化を防げる
●資源を次の世代に残すことができる
●まちがきれいになり、住みやすくなる