学習方法「予習と復習のどちらが大切か」

予習よしゅう復習ふくしゅうのどちらが大切か

松左衛門先生
松左衛門まつざえもん
先生

結論けつろん授業じゅぎょうについていけないと感じるときは「予習」をすべし、授業じゅぎょうで習ったことをしっかりと頭に入れてテストで点を取りたいときは「復習」をすべし。

理由は、以下をお読みください。

予習よしゅう復習ふくしゅう重要性じゅうようせい

1. 予習のメリットとやり方

予習のメリット

  • 授業じゅぎょう理解度りかいどアップ事前じぜんに内容を把握はあくすることで、授業じゅぎょうが分かるようになる。
  • 先生の説明せつめいが頭に入りやすい:ポイントが分かりやすくなる。
  • 質問しつもんしやすくなる:分からないところを明確めいかくにできる。

予習のやり方

  1. 教科書きょうかしょをざっくり読む。
  2. 分からない単語たんご計算けいさん調しらべる。
  3. むずかしそうなポイントをメモする。
  4. 簡単かんたん問題もんだいいてみる(余裕よゆうがあれば)。

科目ごとの予習のやり方

  • 国語:教科書を読んで、分からない漢字を調べる(書き順も)
  • 算数:新しい公式こうしきき方を確認かくにんする。
  • 英語単語たんご文法ぶんぽうをチェックする。
  • 理科・社会教科書きょうかしょを読んで大まかに内容を把握はあくする。

2. 復習のメリットとやり方

復習のメリット

  • 記憶きおくの定着:1回聞いただけではわすれやすいので、復習することで記憶きおく定着ていちゃくできる。
  • テスト前にあせらなくなる授業じゅぎょう後すぐに復習しておけば思い出しやすい。
  • 理解りかいできていない部分を早めに修正しゅうせいできる授業じゅぎょうで分かったつもりでも、実際じっさい問題もんだいくと意外いがいとできないことがあるのでその部分を勉強できる。
  • 応用問題おうようもんだいに強くなる基礎きそをしっかりかためることで、むずかしい問題にも対応たいおうできるようになる。

復習のやり方

  1. 授業じゅぎょうノートを見直す(できるだけその日のうちに)。
  2. 例題れいだい問題もんだいく。
  3. 間違まちがえた部分をチェックし、原因げんいんを考える。
  4. 翌日よくじつ・1週間後にもう一度復習する。

科目ごとの復習のやり方

  • 国語:ノートを見返して、先生の説明や授業を思い出す。漢字は書けない漢字がないかチェックする。
  • 算数授業じゅぎょうで習った問題を解き直す。
  • 英語単語たんご文法ぶんぽうを見直しをする。
  • 理科・社会:ノートや教科書を見返し、要点ようてんをまとめる。

3. 予習と復習、どちらを優先ゆうせんすべき?

状況じょうきょうに応じて使い分けよう!

  • 授業じゅぎょうについていくのが大変たいへん → 予習を優先ゆうせん
  • テストで点を取りたい → 復習を優先ゆうせん
  • 余裕よゆうがあれば両方やるのがベスト!