【社会】自然災害「宝永大噴火(富士山の噴火)」について
ノートの書き方(例)
・宝永大噴火(富士山の噴火)について
宝永大噴火は、1707年に発生した富士山の噴火です。
過去に富士山で発生した「延暦大噴火(奈良時代)」、「貞観大噴火(奈良時代)」と並び富士山の三大噴火の1つと言われています。
また、宝永大噴火は、富士山噴火の記録としては最も新しく、規模も大きいものです。
富士山(宝永大噴火のあと:左側)
どんな噴火だったか
発生場所
富士山の南西斜面で5号目付近。噴火した場所は「宝永火口」と言われ、現在でも大きなくぼみが確認できます。いつ噴火したか
1707年12月16日に噴火が始まり、約2週間続きました。噴火の大きさ
約800年ぶりの大噴火とされ、富士山周辺に大きな影響を与えました。噴煙は高さ約20kmまで達し、周辺地域に大量の火山灰が降り注ぎました。この火山灰は約100km離れた江戸(東京)まで到達しました。被害(ひがい)
この噴火によって亡くなった人の記録は残っていませんが、富士山の東側にあった村は大きな被害を受けました。噴火による噴出物の影響で家が壊れたり、大量の火山灰が降り田畑が使えず農作物に大きな被害が発生しました。
その他
富士山は活火山(噴火する可能性がある山)です。そのため、万が一噴火した場合に備えて国や県、専門家の間で話し合いが進められています。わたしたちも過去の噴火から学んだ教訓を活かすため、いざという時のためにしっかりと準備を進めて行く必要があります。
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