【社会】「東大寺の大仏:国宝」について

ゆーちゃん
先生、東大寺にある大仏さまはどれくらい大きいの?

先生
高さ15mなので、5階建てのビルくらいかな。

ゆーちゃん
でか!!じゃあもし、大仏さまが立ち上がったら?

先生
そうだね。ビル10階建てくらいになるのかなぁ。

ゆーちゃん
すごーい。なんか大仏さまのパワーを感じる。

先生
いっぱい感じてください。
ノートの書き方(例)
東大寺の大仏とは
東大寺の大仏は、日本を代表する歴史的な文化財で、国宝に指定されています。また、東大寺を含む「古都奈良の文化財」として、ユネスコの世界遺産にも登録されています。
大仏(盧舎那仏)
歴史
東大寺は、奈良時代の天皇 聖武天皇 が、
人々の幸せと平和を願って建てたお寺です。
その中心にある大仏は、
争い・自然災害・病気をしずめるために作られました。
●大仏の工事開始:747年
●完成:752年
多くの人々の力で完成したこの大仏は、今も私たちに平和の大切さを教えてくれます。
特徴(とくちょう)
東大寺にある大仏は、正式には『盧舎那仏』といいます。
高さは約15メートル、台座を含めると約18メートルもある、とても大きな仏像です。
顔は穏やかで優しい表情をしていて、見る人の心を落ち着かせてくれます。
この大仏は、銅やすず(金属)、金などを材料に、全国から集めてつくられました。
とても重く、世界でも最大級の仏像として知られています。
大仏殿(だいぶつでん)
大仏は、「大仏殿」の中にあり、大きな大仏がすっぽり入る、とても大きい建物です。
今の大仏殿は江戸時代に建てられたもので、その前の大仏殿はもっと大きかったといわれています。
それでも現在の大仏殿は、世界最大級の木造建築として知られており、
なんと――
●長さ:約57メートル
●幅 :約50メートル
●高さ:約50メートル
という大きさです。
大仏殿
文化財(ぶんかざい)
東大寺と大仏は、日本の文化遺産としてとても大切にされていて、世界遺産にも登録されています。
奈良公園の鹿
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