【社会】自然災害「津波」について

先生
今日は津波について勉強するよ。 海でよく見る「波」と「津波」はまったく違うものだから注意が必要だよ。

ゆーちゃん
何が違うの?

先生
波は海面近くの海水が作るもので、大きな力は持っていない。 だけど、津波は海底から海面まで広い範囲の海水が動くので、ものすごい力を持っているんだ。
ノートの書き方(例)
津波について
津波は、海で起きた大きな地震などによって、海面が急に変動して、大きな波が陸に押し寄せる現象です。
どんなことが起こるか
⑴ 地震によって海の奥深くにあるプレートや断層が動き、その場所の海水を押し上げます。
この押し上げられた大量の海水が津波となって広がっていきます。
⑵ 津波の波は非常に速く、遠くの海から陸に向かって1時間に数十キロの速さで進んでいきます。
⑶ 津波は一度で終わらず、何度も押し寄せることがあります。
大きな津波のときの影響
⑴ 波が海岸に押し寄せ、家や建物、道路などが水に浸かります。
⑵ 波の力で家が壊れたり、人や物が流されたりします。
⑶ 津波が押し寄せた場所では、交通や通信設備も壊れ、復旧には時間がかかります。
津波の対策
⑴ 大きな地震が起きたら、津波の注意報が出ているかテレビやラジオなどで確認しましょう。
⑵ 津波警報が出たら、すぐに高い場所に避難することが大切です。
⑶ 海に近い地域では、日頃から避難訓練を行い、津波が来た時に備えることが重要です。
